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ありがたい世界

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    若い頃と比べ考え方が変わったことのひとつに、「日本には、天皇陛下がいて良かったなあ」と思うようになったことです。


    めまぐるしく変わる政治や経済とは別のところに、国のお父さん、お母さんがいてくれるのはありがたいことです。


    芸術文化(スポーツ)でも、最近は「ありがたい人」が好きになります。そのうちの一人が、フィギュアスケート選手、浅田真央さんです。何か、浅田さんの演技を見るたび、「銀盤の上を観音様が滑っている!」という気がするのです。ありがたいなあ。


    村中は、ときどきバレエを観に行くのですが、あれも有り難い芸術です。あれほどの美男美女が、あれほどにストイックな懸命の努力をして、優美・華麗・絢爛な世界を舞台に展開してくれるわけですから。


    今日は、ニーナ・アナニアシヴィリさんが率いるグルジア国立バレエ団の来日公演を見に行きました。いやー、今日は、すごくよかったなあ。


    神が与えたすばらしい手足の長さと、超絶のテクニックで、世界最高のバレリーナとも名高いニーナ・アナニアシヴィリは、日本で特に人気が高く、今日も東京文化会館は満員でした。


    村中は15年ぐらい前に、深夜に家でのたーとしている時に、偶然テレビでローザンヌ国際バレエコンクールを見て、バレエっていいじゃん!と目覚め、そしていろいろバレエを見るようになりましたが、いちばん好きなのは、やはりニーナさんです。


    以来、かれこれ15年ぐらい、ニーナさんの公演を見続けておりますが、ニーナさんも1963年生まれなのでもう49歳、今回は「日本ではこれで見納め。最後の白鳥の湖!」というふれこみでした。


    49歳で白鳥の湖。


    これが果たして成り立つのかと疑問視するのが普通の感覚かと思いますが、


    村中も、若干の期待と不安を持ちながら会場に向かいましたが、

    いやー、成り立つどころではない、とっても良かったなあ。すばらしかったなあ、すてきだなあ、本当にありがたいことだなあとうるうるしました。


    そう思っていたのは村中だけではないようでした。見せ場の32回転フェッテが決まった後は、客席が、「うわー、これぞニーナだー」と割れんばかりの大拍手。その後のピケターンも、往年通りの動きの速さ。客席のあちこちからブラボーの歓声が上がります。今日はめずらしく女性のブラボーが多かった。女性はあんまり会場で大声とか挙げませんが、今日のニーナさんはそれだけ感動ものだったのです。


    終幕の後は、会場全員が本気のスタンディングオベーション。拍手に応えるニーナさんもうるうるしておりました。


    ニーナアナニアシヴィリはもともとロシア ボリショイバレエ団のプリンシパルでしたが、2008年のロシア・グルジア戦争が影響したのかどうか、ボリショイを退団。その後、グルジア政府から、「祖国グルジアのバレエ団を立て直してほしい」と乞われ、看板ダンサー兼芸術監督として就任。今回は、グルジアバレエ団としては3回目の来日公演ですが、初回公演の時は、ニーナさんはともかく、それ以外のコール・ド(群舞)のみなさんが、少々、田舎ぽかったのですが、今回は見事に白鳥の湖になっていました。芸術監督ニーナさんの懸命の指導が実ったようです。


    実はニーナさんは、グルジア外務大臣の奥様です。いいですなあ。こんなありがたい人が外務大臣夫人で。


    大満足で会場を後にしながら、「これでグルジアも安泰だな」とわけのわからない感想を持ってしまった村中でした。


    ニーナアナニアシヴィリとグルジア国立バレエ団の全国縦断公演は7月末まで一ヶ月間。興味のある人はぜひ見に行きましょう。すばらしいですよ!

    http://www.japanarts.co.jp/html/2012/ballet/ballet_of_georgia/index.htm

    ※ こちらニーナアナニアシヴィリの若い頃の映像(ドンキホーテ)です。

     


     


    猛烈に面白い、映画 「ロボット」

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       インド映画最高の制作費37億円をかけ、全アジアで興行収入100億円を突破する大ヒット映画、「ロボット」を渋谷TOEIに見に行きましたが、聞きしに優るおもしろさでした。


      ストーリーは、天才科学者が作り上げた、何でもできるすごい人間型ロボットが博士の恋人に適わぬ恋をしてしまい、そして大暴走する…というものですが、全編にわたり、アクションとロマンスと踊りが交代に登場する、とても楽しいエンターテイメント映画になっています。



      では、どこが良かったのか、三つ書いてみたいと思います。


      良かったところ1. 「人間がCGに勝っている」


      CGなのにおもしろい映画は初めてでした。


      最近は、精巧なCGがたいへん発達してきて、ハリウッド映画でも、町が空へめくれ上がったり、最終戦争や大災害の様子がリアルに描かれたりしていますが、正直、ぜんぜん面白くありません。面白くない理由は、おそらくCG技術が作り手のアイディアの貧困さを穴埋めしているように見えるからだと思います。人間がCGに負けているのです。


      一方、このロボットの後半アクションシーンでロボット軍団が巨大組み体操モードになるところのCGは、すんごい楽しかったです。人間の発想力の方が、CG技術を大幅に上回っていました。



      良かったところ2.「ゴージャスな、実写版 峰不二子」


      この映画のヒロインは、93年ミス・ワールドにも輝いたインド映画の美人女優ナンバーワン、アイシュワリヤーラーイですが、そのアイシュが見事な美貌とプロポーションで、主人公とロボットの二人を翻弄していました。美貌とプロポーションで男達を翻弄するといえば、アニメ、ルパン三世の峰不二子が有名なキャラクターですが、今回の華やかなアイシュワリヤーは、そんなヒロインの実写版であるかのように思えました。


      ところで「実写版 峰不二子」が成り立つには、演じる女優に美貌とプロポーションが備わっているだけでは不十分です。まわりの設定に適度な荒唐無稽さが必要であり、またその女優を追いかける主演男優にもスーパーパワーが必要です。そのパワーが場を歪め、映画全体が現実から浮遊させないかぎり、いくらキレイでグラマーな女優が出ていても、単なる「キレイでグラマーな人」にしか見えないからです。


      良かったところ3.「ロボットなのにギトギトの、スーパースターラジニカーント」

      というわけで、今回、アイシュワリヤーラーイを、実写版 峰不二子たらしめていたのは、本人の魅力だけでなく、主演男優のラジニカーントのギトギトさが重要だっだと思います。

      映画の前半、科学者の恋人として出てくるアイシュワリヤーは親しみやすい女子大生ですが、後半、悪のロボットに横恋慕され、とらわれのお姫様となってからのアイシュワリヤーは、服装も目つきも振る舞いも妖艶になり、どんどん峰不二子化してきます。美女が美女たるには野獣が必要なのだと改めて分かりました。



      今回は、天才科学者と、その科学者が作った人間型ロボットの一人二役ですが、博士の方がおとなしめのインテリであるのに対し、ロボットの方は、機械なのに脂ぎっており絶倫的であり変態的であり、そのロボットが自らを複製して帝国を作り、アイシュワリヤーラーイをさらって閉じこめて結婚を迫るあたりで、映画は現実から完全に足を離していました。ラジニカーントとアイシュワリヤー、この二人が揃えば、映画がCG負けするはずもありません。インドでは想像を絶する大人気を誇る、このラジニカーント、何と今年で62歳とのことでした。



      映画「ロボット」は渋谷TOEIで公開中。インド映画ならではのダンスシーンが満載の完全版はあと一週間しか公開していません。みなさん、ぜひ、見に行きましょう。

      ホームページはこちら(※ クリックすると音声が出ます)

      http://robot-movie.com/

       


      鏡はなぜ左右逆になるのに、上下は逆にならないのか?

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        鏡は左右が逆になっても上下は逆にならないといわれています。


        本当にそうでしょうか。地面に大きな鏡を置いて、そこに立って鏡を見下ろせば、上下は逆になります(by 森博嗣)



        そもそも、鏡で左右が逆になるというのも、本当なのでしょうか?


        A4の紙に、大きく「あ」という字を書いて、鏡に映すと、左右が逆の鏡文字になります。


        ではA4大のガラス板に、黒ペンキで「あ」と書いて、そのガラスを鏡に向けてみましょう。ここで鏡ではなく、ガラスを見れば、透かして見えるのは左右が逆の「あ」。鏡に写っているのも、同じく鏡文字の「あ」。

        しかし、目に見えるものと、鏡に映っているものが、どちらも同じ形であるなら、不思議なことは何もありません。左右が逆になどなっていないと考えるべきです。だって、どちらも同じ形なのだから。




        などと、若干、ケムに巻くようなことを書いてしまいました。

        村中としては、この手の命題を考えるときの基本姿勢は、

        「ふしぎなことは起きていない」

        でよいと考えています。

        鏡というのは、「表面に当たった光が100%反射される板」なので、鏡面と垂直な軸が反転します。つまり鏡に向かい合った場合は、前後が反転します。ここに不思議なことは何もない。この考え方で良いと思います。

        昔は、「四次元の世界」とか、不思議だ!わからん!と思っていました。しかし、最近は、「位置を特定するのに、変数が三つ要るのが三次元。四つ要るのが四次元」と見なしています。こう考えると、九次元とか、32次元とかも特に不思議には思わなくなります。

        「ふしぎなことは起きていない」

        つまらない考え方でしょうか。いや、やっぱり、これでいいような気がします。

         


         


        「忙しい」、「モテる」、「かまってほしい」 とは何か?

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          「忙しいとは心を亡くすと書きます」という解釈がありますが、これはもちろん俗説、ダジャレの類です。「いそがしい」とは、「いそぐ(急ぐ)」の形容詞形です。「たのむ→たのもしい」、「さわぐ→さわがしい」、「ねたむ→ねたましい」と同じ形式です。この語源構造は、英語でも同じで、ビジネス(business)は、忙しい(busy)の名詞形です。


          businessとbusyが同根というのは、見てすぐに分かりますが、「忙しい」と「急ぐ」が同系統の言葉とはなかなか気づきにくい。これは、日本語を漢字で表記するときに、もとのひらがなが隠れてしまうからです。またひらがなにしても、「いそがしい」と「いそぐ」と並べても、同じ字は「いそ」だけなので、瞬間的に同系統とは気づきにくい。これは、ひらがなが一文字で、子音と母音の両方を表しているからです。もし、アルファベット表記で、Isog ashii、Isog uと書けば、Isogという語根が同じことが分かりよいので、同根ということに気づきやすくなります。


          さて、「モテる」という言葉があります。これの語根は、「持つ→持てる」だろうと推測しています。持てるは、持つの可能型を表すように見えますが、その根本は「自然発生」です。日本語では、ごく自然に発生することを上級価値と見なす傾向があります。「(異性を)持つ」ことが、自然に発生し、自然に出来ている状態、それを「モテる」というのであろうと。動詞を自然発生に変換すると褒め言葉になる構造は「行く→イケてる(→イケメン)」にも見受けられます。


          「かまってほしい」という言葉があります。この「かまう」は「構える」と同類の言葉です。ある姿勢を作ることを表す「構える」が、なぜ関わりを持つこと示す「かまう」と同類なのか。それは「かまう」の語源が、「噛む」だからです。「噛み・合う」が縮まって、「かまう」になり、そこから「構える」が発生したのです。

          「私にかまってほしい」を語源的に分解するならば「私に咬み合って欲しい」になるのです。「かまってほしい」はどこか寂しさのある言葉です。見栄も外聞もなく、何の正当性も理屈もなく、ただただ自分に関わってほしい切実な気持。その切実さが、「咬み合ってほしい」という語源に見えるような気がします。

          ※参考資料:岩波古語辞典(大野晋)


           



           


          魚の一生

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             すべての動物は、動物か植物かのどちらかを食べています。ライオンはシマウマを食べ、シマウマは草を食い、マグロは小魚を食べ、蝶は花粉を、セミやクワガタは樹液をすすり、マイマイカブリはカタツムリを食べます。


            生物の種類ごとに、いろいろパターンがあるとはいえ、結局は、動物か植物のどちらかを食べています。この分類に例外はありません(※)


            さて、ここで太平洋のど真ん中で、魚は何を食べているのかを考えてみます。そこまで行けば海は深いので、もう海草など植物はありません。蟹やタコ、エビなどの磯の動物もいません。果てしなく広く深い大洋の中にいるのは、泳ぐ魚と、海表面近くを浮遊する植物性プランクトンだけ。


            「すべての動物は動物か植物かどちらかを食べる」という前提から考えると、太平洋を泳ぐ魚は、植物性プランクトンか、魚かどちらかを食べていることになります。


            この間、テレビを見ていたら、マグロが、魚の群れにつっこんで、ガブ食いしている映像を見ました。そうか、魚は魚を食べるのかとあらためて実感しました。

            日の届かない深海にも深海魚がいます。彼らは何を食べているのか。光が届かず、光合成ができない深海には植物はいません。まわりには深海魚しかいません。ということは、深海魚の餌は深海魚しかありません(海上から沈んでくる、クジラの死体を食っているかもしれませんが)


            むかし、「死んだ魚を見ないわけ」という本がありました。確かに我々は魚の死体を見ることはまずありません。その理由は、その本で明言はされていないものの、結局のところ、「魚の一生は、他の魚に食べられて終わるから」ということのようでした。


            魚の人生(魚生?)に自然死はあるのでしょうか。それとも、その一生は必ず「食べられて終わり」なのでしょうか。


            魚には痛覚がないと聞いたことがあります。ぜひ、そうあって欲しい物だと思いました。

            ※ 正確には、深海の底の底に住むチューブワーム(動物)や地底の微生物は、火山の硫黄ガスを食べて生きていますが、ここではそれは意図的に考えないことにします。


            まじ驚きました

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              AとBが同じ色


              以下、画像の切り抜きです
              (加工してません)








              AとBの色コードを調べてみたどホントに同じだった。



              すてきとは何か?

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                古風な愛情表現として「あなたにほの字」という言い方があり、これはあなたに「惚れている」という意味です。このように、言葉の上一文字を取る言葉を「女房ことば」といいます。室町時代に宮中に仕える女官たちの間で上品な言葉遣いだとされて使われ始めた隠語表現のことです。

                「お目もじ」「しゃもじ」も女房言葉で、これは、「お目にかかる」、「杓子」の上一文字(または二文字)を取っています。意外なところでは、「ひもじい」も女房言葉で、これはお腹がすいたを表す本来の言葉である「ひだるい」の上一文字をとっています。

                現代で、もっともポピュラーな女房言葉は「すてき」でしょう。これは「すばらしい」の上一文字をとって、「す的」と言っているとのこと。女房言葉はその名のとおり、基本的には女性しか使わない言葉ですが、たしかに「すばらしい」が男女どちらでも使えるのに対し、「すてき」というのはやはり女性です。「すてきな人」「すてきな方」といえば、女性が男性を形容している言葉です。

                正確には、すてきは女房言葉ではなく、江戸時代に町方で生まれた言葉のようですが、それでも結局、女性言葉となったのは興味深く思いました。

                「すてき」を女房言葉系と思って使っている人はいないと思いますが、それでも本来の使い分けのルールは依然、残っているわけです。

                なお、尾籠な話で恐縮ですが、「おなら」も女房言葉だと考えられています。「お鳴らし」が語源だというのが一般的な説です。

                参考資料:http://wedder.net/kotoba/nyobo.html


                << 会議ファシリテーション研修 >>

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                   ※ 以下、お友達会社のセミナーの告知です。ご関心のあるかたは、ご一読ください。
                  なお、村中は本セミナーには参加した経験はなく、本告知は主催者の文の引用であることをあらかじめご了承ください。
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                  以下、ナレッジサイン吉岡氏の告知文の引用です。
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                  さて、本日は、ナレッジサイン10年のノウハウをたな卸しする公開研修の
                  お知らせです。

                  ナレッジサインは、これまでファシリテーション技術の会社として
                  営業支援や教育事業を営んできましたが、今年第10期を迎えるにあたり、
                  これまでのノウハウを一度たな卸しして、新たなスキル領域の開発を
                  スタートさせます。
                  これまで「ファシリテーションスキル」と呼んでいたものを、新たな概念で
                  再構成し、「ファシリテーション」に代わる新しい用語を誕生させたいと
                  思っております。

                  そこで、これまでの約10年のノウハウを講師自らがふり返るような形で
                  公開の研修を実施することになりました。
                  言ってみれば、ファシリテーションスキル2.0に移行する前の、
                  ファシリテーションスキル1.0の卒業研修です。

                  と言うと、残り物の売りつくし的な感じに聴こえますが、
                  別に古臭くなったスキルの研修というわけではなく、
                  過去10年の研修の中のおいしいところだけを切り取った研修をやる
                  予定です。

                  日程は下記の通りです。
                  よろしければ参加ご検討ください。


                  ◆ナレッジサイン10年のノウハウ集大成公開研修3番勝負
                  ◎1月30日(月)会議ファシリテーション研修 1日速習講座
                  時間 9:15〜16:30  受講料42,000円(税込)
                  ◎2月23日(木)相手にわかりやすく、正確に伝えるためのプレゼン力研修
                  時間 9:15〜16:30  受講料31,500円(税込)
                  ◎3月22日(木)会議ファシリテーション研修 1日速習講座
                  時間 9:15〜16:30  受講料42,000円(税込)

                  ※1月の研修もしくは3月の研修と、2月の研修をセットで受講する場合、
                  受講料通常73,500円(税込)のところ、63,000円(税込)にセット割引

                  詳細&お申込み⇒ http://www.k-signs.co.jp/facl/pro4.html


                  ※ 村中さんからのご紹介の方には、受講者に10%割引。
                  村中さんには、1名につき3,000円の紹介マージンを
                  お支払いしたいと思います。
                  申込みの備考欄に「村中さん紹介」と書いていただければけっこうです。

                  1月あるいは3月の研修と2月の研修をセットで受講すると、セット割引も
                  あるのですが、村中さんのご紹介の方には、単発での受講でも別途10%割引させていただきます。
                  セットの場合も、セット割引からさらに10%割引いたします。
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                  日本は世界最大の豪雪国

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                     本日、新潟出張、ただいま柏崎へ向かう特急北越4号の窓の外は一面の銀世界ですが、


                    さて、実は、日本は世界有数(いや、もしかしたら世界一の)豪雪国だそうです。


                    これまで雪深い国というのは、トナカイがソリを引くロシアや北欧だとばかり思っていましたが、実は、新潟や青森、札幌の方が、多くの雪が降る豪雪地帯なのだそうです。


                    ここでの豪雪とは、冬の間の通算積雪量を指します。もちろんそれだけの数字を見るならば、世界の秘境、奥地で、日本以上に雪が降る場所はありますが、日本の場合は、人が住んでいる場所に、猛烈に雪が降るのです。いや、これは正確には、猛烈に雪が降る場所であるにもかかわらず、人が住んでいると言う方が正確ですが。特に青森は、人口30万人以上が住む年としては、世界最大の積雪量だそうです。


                    また、札幌も、「人類社会始まって以来の豪雪の大都会」だそうです。


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                    私はこれまで世界各国を歩いてきたが、豪雪地帯に200万からの人間が住んでいる札幌のような街は見たことがない。恐らく、こんな街は世界広しと言えども他にはないだろう。確かに、札幌と同程度以上に寒い大都会は世界中にゴマンとある、思い付くだけでもモスクワ、ストックホルム、シカゴ、トロント、北京、ソウル・・・しかしこれらの都市の中で札幌ほど大量の雪の降る街はない。世界の地図帳をひもといて見ると、1月の降雪量が100ミリ以上になる豪雪地帯は地球上でもごく限られており、スカンジナビア半島西岸、北米大陸の西岸(バンクーバー以北)、北日本の西岸、ニュージーランドの西岸、南米大陸最南端(パタゴニア)くらいしかない。これらの地域のなかで、地下鉄が通り、きらびやかな繁華街を持ち、人々が快適で整然とした近代生活を送れるような大都市は札幌以外にない。来月から始まる「札幌雪まつり」には世界各国から人が集まるそうだが、世界中の人々は恐らく人類社会に始まって以来の、「豪雪の大都会」サッポロを驚嘆の眼で見ているのかもしれない。
                    http://manachan.150m.com/travel_sapporo.htm
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                    Yahoo知恵袋にも「世界一の豪雪地って日本なのですか?」という質問がありました。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1215149067



                    雪というのは、海(または湖)の水が蒸発し、それが風に運ばれて、山に当たり、凍って落ちて来るというものです。


                    したがって、雪がたくさん降るためには、まず大きな海(またはカスピ海クラスの巨大湖)が必要ですが、日本の場合は、日本海がそれにあたります。


                    次に、その海はあまり冷たすぎてもダメで、水が蒸発するぐらいにはそこそこ暖かくなければいけませんが、日本海には暖流も混じっていてこれまた条件を満たします。


                    次に、蒸発した水が風に乗って陸地までやってこなければいけませんが、日本海で蒸発した水は、偏西風に乗って、日本にやってきます(ちなみに、これが同じく日本海を近くに従えながら、韓国が豪雪にならない理由です)。


                    さらに、その水を含んだ風は、山に当たって落ちてこなければいけませんが、日本は、山岳国なのでその条件を満たしています。


                    そして、このような条件を満たした場所は、世界地図を見ても、よくよく考えるとあんまりありません(ないこともないですが、先ほどの紹介記事にもあったとおり、たいていは人口が多くない場所です)


                    「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。夜の底が白くなった」というのは、
                    群馬と新潟(越後湯沢)の国境のことを指します。今日は新幹線に乗って新潟県柏崎市へ出張なので、9:18大宮発の新幹線に乗りました。高崎などカラッとしていて雪などいっさいないのに、それから新幹線で二駅、上毛高原と越後湯沢駅の間の長いトンネルを抜けると、本当に、一気に信じられないぐらい、真っ白の白銀の世界になります。この変化はおどろきです。


                    また、よくよく考えると、世界の高速鉄道が走っている中で、ここまで劇的に空っ風の国から、深い雪国へと劇的に景色が変化する光景はあまりないのではないでしょうか。


                    「かわいい」とはどういうことか

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                      趣味、日本語についてあれこれ考えること、です。今日は「かわいい」について考えてみます。
                       
                      アメリカでは、ホット(hot)な女性がモテますが、日本では、かわいい女の子がモテます。しかし、この「かわいい」という言葉、日本語では、女性に対してだけでなく、部下に対して「あいつはかわいいヤツだよ」、子供や猫に対して「かわいくてしかたがない」のようにも使います。あるいは女性が上司に対し「部長って、かわいい」と言って、部長が困惑しながらもどぎまぎするというシーンもあります。かわいいの動詞は可愛がるですが、相撲部屋で「可愛がってやれ」というと、「厳しく稽古をつけてやれ」という意味になります。かわいいという言葉はなぜこのように使用範囲が幅広いのでしょうか。

                      国語学者、大野晋の著作、「日本語の年輪」に意外なことが書いてあります。


                      六、七百年前には「かわいい」は、見るに耐えない、という意味だった。
                      兼好法師の『徒然草』には、酒飲みの様子を書いて、「大路をよろよろと歩いて行き、土塀や門の下などに向いて、口にも出せないことをしちらし、年老いて袈裟をかけた坊さんが、小坊主の方を押さえて、わけの分からぬことを言いながらよろめいているのは、全くかわいい」と言っている。まともに見るに耐えないというのである。


                      (中略)


                      かわいいの古い形はカハユシである。カハユシは顔(カオ)ハユシのつまった形であるという。ハユシは照り映える感じだということ。つまり、顔がほてるようだというのが語源である。物を見て、顔がほてる気持ちだとは、物をまともに見るに耐えないのであり、相手をいたいたしく思い、かわいそうだと感じるようになって行く。


                      (中略)


                      かわいさが、あわれみを表現するようになると、それは恋慕の気持へ移っていく。



                      この解説で分かることは、かわいいとは、あわれむ気持ちがもとの意味だということです。現代日本語のかわいいとは、「幼さに根ざした愛らしさ」なので、この説明は辻褄があいます。

                      あわれみである以上、それは「上位者から下意者へ」という形でしか発動しない言葉になります。露骨にいうならば、かわいいとは、「自分より弱い者に対して感じる感情」なのです。このことは、かわいいに、さらに「そう」という語尾をつけると、「かわいそう」になることからも明確です。


                      そう考えると、「男から見て女の子がかわいい」「上司から見て部下がかわいい」「親から見て子供が、飼い主から見て猫がかわいい」「相撲部屋で兄弟子が新弟子を『かわいがる』」などの語法に、一本の筋が通っていきます。


                      女性が上司に対し「部長ってかわいい」と表現するパターンは、かよわい女であり、また目下の立場でもある女の自分が、あえて部長を目下に見るという、価値の逆転を起こしているわけです。たいていは、その価値逆転の根拠は、その女性の魅力であることが多いようです。これは女性にしか使えないやり方です。もし男性部下が男性上司に対し、「部長、かわいいですね」といったら、相当、場が凍り付きます。


                      何でもテキパキ自分でこなす、表面上は非の打ち所のない部下に対し、上司が「だけどあいつはかわいげがない」とくやしそうに言うことがあります。これは、「上位者であるはずの自分が、下位者の部下に、まったく、かまえない」状態が少し腹立たしいわけです。たとえば勝間和代さんを部下に持った男性上司などが腹立ち紛れにこの言葉を使いそうです。この言葉の根底にある望みは、「もっとオレの顔を立ててくれ」です。

                      「かわいい女の子」と「かわいい女」は、言葉はほぼ同じなのに、意味するところは違います。前者は外見の描写ですが、後者は内面を表しています。「女」という言葉に、幼さの要素はなく、ということは、「女」に「かわいい」という形容詞をつけるのは、ちょっと似つかわしくないわけです。この言葉は、一般には「かわいい女になりたい」「かわいい女になれなくて」のように使います。つまり、「かわいい女」は、無理して努力してなるもののようです。努力で改善が可能なのは、外見よりはむしろ内面であり、それが「かわいい女」が内面を表している所以ではないかと思います。


                      男性は、女性から「○○君てかわいい」と面と向かって言われると、困惑とどぎまぎの両方の感情を感じます。なぜ困惑するかというと、身体的には自分より弱いはずの女性が、魅力という力を使って、自分に対して強者のポジションを取ってくるからだと思います。「かわいい」と言われた男性は、一瞬は「ばかにするな」とかすかに感じますが、しかし、本当に「ばかにするな」と口に出して怒ったら、これは大変に大人げない。なぜかというと、目の前にいる女性は「自分より(身体的に)弱い者」だからです。こうして、言われた男の側はどうしていいか分からない、出口のない状態にはまっていきます。困ったものです。こうして相手の言葉によって自分が困らされている状態は、何となく恋愛ぽい世界です。そうして、困惑がかすかなどぎまぎに変わっていきます。


                      女性が男性に向けて「かわいい」という場合、そこに母性本能が含まれていることが多々あります。どんな男も母親という女性から生まれたのであり、その意味では、女性は男性に対し必ず上位にあります。だから女性は男性に対し「かわいい」という言葉が使えるわけです。

                      以上、「かわいい」という言葉について、いろいろ考えてみました。


                      ※ P.S:
                      というわけで「かわいい」は英語にしづらい言葉であり、向こうでも「KAWAII」と言っているようです。Yahoo新語探検で次のような記事を見つけました。


                      日本語の「かわいい」が英語圏、フランス語圏などに輸出され、そのまま定着しつつある。「かわいい」を表現する英語には「cute(キュート)」があるが、これは気が利いてかわいらしいさまや、活発な女の子を形容することばで、日本製のアニメ・キャラクターの多くがもっている「幼さに根ざした愛らしさ」というニュアンスを含んでいない。そのため、「カワイイ」をローマ字書きしたものがそのまま使われるようになりつつある。英語圏などのアニメを紹介するホームページのタイトルに、この「kawaii」がよく使われている。
                      http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2004000324


                       



                       



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