映画「女賭博師」のオシャレさに超びっくり!
本日ただいまケーブルテレビの日本映画専門チャンネルで江波杏子の女賭博師シリーズの記念すべき第一作「女の賭場(昭和41年)」を見たところ、全編に渡り、あまりなオシャレな映像の連続爆撃にすっか感心してしまいました。
上の写真においても、正面をまっすぐ見据える江波杏子の視線や、ひと色ふた色薄めに入った唇の紅や、花札を持った指の美しさや、その背後の四角いマス目の障子のモダンさなどもさることながら、何といって爆撃的にオシャレなのは、片袖脱いだ向かって右肩の羽織(?)の縦縞の細さです。
もしこの画面から、この縦縞を取ったら、ただの喪服みたいになって、オシャレさ五割引になるのではないでしょうか。
やくざ映画といえば東映ですが、こちら女賭博師シリーズは伝統ある大映映画。さすがやの〜と一時間半のあいだ口あんぐり。やっぱ、これはスタッフの年季の違いなんかと。
この女賭博師シリーズ、これほどの目の贅沢でありながら未だDVD化されておらず。ケーブルテレビで見る他は有りません。見よう見よう。
※ 日本映画専門チャンネルのWebサイト
http://www.nihon-eiga.com/enami/
- 2011.08.27 Saturday
- その他
- 22:46
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- by 村中明彦